「フット・イン・ザ・ドア」で復縁の可能性を高める方法

元彼・元カノと復縁したいと感じても、一度別れた相手から拒絶されたらどうしよう・・・そんな不安な気持ちばかりがが大きくなりすぎると、復縁したい気持ちがあっても、自ら動くことはできなくなります。

そこでオススメなのが、小さな要求から相手の心を掴んでいく「フット・イン・ザ・ドア」という心理術です。心理術と書くと最初は難しく感じるでしょうが、覚えていくうちに簡単にコツが掴めるので、ぜひお試しくださいね。

フット・イン・ザ・ドアとは?

フット・イン・ザ・ドアとは、セールスマンが営業先の玄関に靴先を差込み、閉められないようにしてしまえば、商品を売ったも同然♪という考え方が由来となっています。

簡単に言うと、一番最初に小さなお願い事を受け入れてもらい、少しづつ要求を大きくしていき、本当に受け入れて欲しい事柄を最後に要求するという方法です。

フット・イン・ザ・ドアの基本的な使い方

フット・イン・ザ・ドアの基本的な使い方の例として、よくエステ勧誘や詐欺の手段として利用されている「アンケート作戦」をご紹介します。

街中で「アンケートお願いします」と声をかけられたとします。

承諾したのちアンケートに答えてみると「今以上にキレイになりたい」「シミやシワを失くしたい」という項目にマルを付けたとしたら、お次は「うちのエステ近くにあるので、行ってみませんか?」と勧誘される仕組みです。

人は自分の言葉に一貫性を持ちたいと無意識に感じているので、アンケートに答えるという小さな「はい」キレイになりたいという部分でも「はい」を繰り返すことで、エステサロンで美肌診断などに誘われるとついYESと答えてしまうのです。

「確かにキレイになりたいにマル付けたし・・・」と感じると、少しづつ相手の要求が大きくなっても断りにくくなり、つい受け入れてしまうようになります。

この方法は案外使ったことがある人もいるかもしれませんが、フット・イン・ザ・ドアのテクニックを使っていけば、知らず知らずのうちに相手に要求を呑ませる事ができるのです。

フット・イン・ザ・ドアとドア・イン・ザ・フェイスを同時に使う

フット・イン・ザ・ドアとドア・イン・ザ・フェイスは対照的な方法です。

フット・イン・ザ・ドアは小さい要求を何度か積み重ねていく事で、最終的に本命の要求を呑ませる事で、ドア・イン・ザ・フェイスとは最初は大きな要求を相手にぶつけ、少しづつ小さな要求にしていき要求を飲ませる方法です。

同じようなやり方ではありますが、基本的には相手に自分の要求を呑ませるという基本的な部分は一緒です。

例えばですが、最初は難易度が高い要求で責めるドア・イン・ザ・フェイスを使います。

「ふたりっきりでデートしよう」と難易度の高い要求を出し、予測通りに断られたら「それなら友達と一緒にご飯食べよう」と一歩づつ下がった要求をしていけば、元彼・元カノであっても受け入れやすくなります。

そしていよいよドア・イン・ザ・フェイスからのフット・イン・ザ・ドアの出番です。

フット・イン・ザ・ドアで小さな要求を重ねながら、相手との信頼関係を少しづつ積み上げ、ふたりっきりになる時間をできるだけ増やしていけば、いつしか相手のすぐ近くにいれる存在になれます。

最初はそこまで親しい関係には戻れないでしょうが、少しづつ信頼関係を積み上げていき「友達」から「親しい友達」にまで進展すれば、このふたつの合わせ技で復縁したい相手の心を上手に揺さぶれますよ。

好感度が高い人の願いは断りにくい

元恋人へフット・イン・ザ・ドアを使う場合、相手の様子をよく確認した上で実行する必要があります。

フット・イン・ザ・ドアを復縁したい相手に使う場合、元恋人の中に自分への嫌悪感がありすぎると、お願いをされたとしても素直に聞き入れられません。

フット・イン・ザ・ドアを使うには、メールや電話などある程度のやり取りや意志の疎通ができる関係にないと、たとえそこまで難しい願いでなくても聞き入れてもらえません。

逆に言えば元恋人との関係が親密になるにつれ、好意のある人の願いは断りにくくなっていくので、ある程度の時間をかけじっくりと関係を作っていけば、いくほどフット・イン・ザ・ドアも通用しやすくなっていきます。

まずは相手の表情をチェックしていき、どの程度に要求なら受け入れてもらえそうかを確認した上で、フット・イン・ザ・ドアを使うようにしてください。

要求内容を極端にしない

フット・イン・ザ・ドアを使う場合、十分に気をつけておきたいのが、要求する内容を極端に小さすぎ・大きすぎる内容にしないよう、十分に気を付けないといけません。

例えばですが、最初は小さな要求として100円を借りたからといって、いきなり「悪いんだけど100万円貸して」と、途中やるべき要求をすっぽかしてしまっては、突然跳ね上がった要求の大きさにおどろいてしまいますし、下手をしたら今後避けられる原因にもなりかねません。

相手と早く復縁したい気持ちが強すぎると、焦りからつい先走ってしまいがちです。

復縁において焦りは禁物!本当に復縁したいなら、目的を達成させる為にも急に本命の目的に飛びつかないよう、焦らず冷静な気持ちで復縁に挑むべきです。

あなたへ伝えたいこと

フット・イン・ザ・ドアは簡単な方法なので、基本さえつかんでおけばすぐにでも使える方法です。

フット・イン・ザ・ドアを使うポイントは、相手があれこれ考える前に話をテンポ良く進める事。ためらったり途中で要求をさえぎられないよう、あらかじめ話の流れを予測しておくと安心できます。

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